5.鴻
  志
  会


  




司法研究室「鴻志会」を主宰し、後進の育成を目指しております。


1.開講の辞

 司法試験を受験するしないに拘らず、この時期の諸君は極限まで突き詰めた濃い密度の時間を週ごすことが求められている筈だ。諸君にむちを以って、これを強いる者は誰もいない。唯々、克己自律あるのみである。
 そして、司法試験をめざす者が、その濃密度の時間を一念法律に集中沈潜し法律学の狂人と化して一年、それで合格しないとすれば、己が能力がなかったか、方法に誤りがあった筈である。
 司湊試験の合格には一年あれば十分、二年を費やすことを屈辱とするものがあれば来られよ。

2.当会の性格

(一)、短期合格の目的

@ 司法試験短期合格を目的とする受験生の目的集団である。一年を目処とする短期合格を目指す諸君に参加を願う故、じっくりと勉強するとか基礎からみっちり勉強することを考える諸君は他の研究団体に属するか、予備校の然るべきコースによるなり自分に合った方法を採用されんことを勧める。

A 上記の次第で入会に際しては原則として択一を短期間で合格してきた者を優先し、それに準ずる資質を有し、勉学環境のある者とする。

(二)、鴻志会命名の由来は

 燕雀何んぞ鴻鵠の志を知らんや
による。一方で我こそは日本一の否今どきのこと世界一の名判官、鬼検たらんと或いは世界中に名の昴く辣腕弁護士たらんと志高な者であって欲しいという夢と、他方では鴻志会の連中なら大丈夫だと少なくとも任官して社会面を賑わす判検事にはならない、依頼者を裏切って懲戒になる弁護士はいないという両面の願を込めて命名した。真の意味において“志高く”とはいい切れないとしても最低限法曹倫理に反する人物のいない集団でありたい。
 会員が先輩、後輩、同輩それぞれにお互いにお互いの仕事を尊敬し合える仲間でありたい。鴻志会の人ですか、それなら安心ですといわれたいものである。